悟 |
如来 |
自らも悟り、又他をも悟らせつつあるもの。自他平等の状態。 |
菩薩 |
他と共に悟りを得ようとして願をおこし、修行しているもの。初めて自己を超えた状態。 |
縁覚 |
生活の中から独り悟りを見つけ出した状態。生活者。 |
声聞 |
教えを聞くことによって真理を学びとろうとしている状態。学生。 |
迷 |
天 |
勝れた楽を受けるが、なお苦を免れない。求めることはすべて充たされた人間の最高の状態。しかしそこにもなお苦がつきまとう。 |
人間 |
堕落することもできるし悟ることもできる。そういう間的存在。地獄と仏の間、人と人の間、生と死の間。 |
阿修羅 |
嫉妬心が強く、常に不安がつきまとい戦いばかりやっている状態。 |
畜生 |
互いに他を餌食として成長し、自分のことしか見えない状態。 |
餓鬼 |
飲食が得られないために苦の止む時がない。欲求不満の状態。 |
地獄 |
極苦処ともいう。生きていることすべてが苦であるという状態。 |