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芬陀院(ふんだいん:雪舟寺)は、元亨(げんこう)年間(1321〜1324)に、関白・一条経通が父内経の菩提を弔うため、定山祖禅(じょうざんそぜん)(東福寺開山聖一国師法孫)を開山に迎えて創立した。
水墨画などで有名な雪舟等楊が、庭を作ったといわれることから雪舟寺とも呼ばれる。
建物は元禄4年(1691)と宝暦5年(1755)の2度にわたり、火災にかかったが、桃園天皇の中宮恭礼門院の御殿の一棟を賜って移築し再建された。
庭園は、方丈前の南庭と東庭からなり、南庭は寛正年間(1460〜1465)雪舟等楊の作と伝える。一部荒れていたのを昭和14年(1939)に復元修理し、あわせて東庭は鶴亀石組の枯山水庭園となった。一条昭良好みの茶室図南亭があり、露地には昭良愛好の勾玉の手水鉢と屑屋杉石灯籠を置く。 |
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