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<元善光寺の由来>
元善光寺は、今から約1400年前第33代推古天皇10年に、本多善光卿によって開かれたという。
善光卿は麻績(おみ)の里の出で、国司に随って都に上り、ある時難波の堀江で一光三尊の如来にめぐりあい、これを背に負って故里に帰り臼を浄めて安置し奉った。これがこの寺の創りである。
臼はかくしゃくとして輝き、御座光の臼とよばれて今もこの寺の霊宝となっている。里を座光寺と称するのもこの縁によるものであろう。
41年を過ぎ、第35代皇極天皇2年、勅命によって本尊は芋井(いもい)の里に遷された。今の長野善光寺がそこに始まる。この時同じ一光三尊仏を造ってこの地に留められ、寺は元善光寺とよばれるようになった。
善光寺の名は本多善光卿の名に基き、元善光寺の元は本元の意で、古来善光寺に参詣するだけでは片参りになると言い伝えられた。
この寺の由緒の深さをもの語るものといえよう。
<智恵・縁結びの松>
この松(3段目右画像)は、枝が分かれた先で再び結合して、智恵の輪の如くなっている処から智恵の松とも縁結び松とも言われている。松は松寿千年の翠とも言い、縁起が良いので、特に学業成就、良縁成就にご利益がある。 |
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