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建長寺半僧坊は、今から五代前の住職おおぞら霄 (あおぞら)貫道老師が、ある夜お坊さんのような、また俗人とも見える白髪の老人と山中で会い、「私を関東のいずれかの清浄な所に招いて下さるなら、その所いよいよ栄え、ありがたい事が絶える事がない。」と告げ、姿を消してしまった霊夢を見られた。
その姿こそ半僧坊の真姿で、建長寺の鎮守に相応しいと、早速住職自ら静岡県奥山方広寺(静岡県浜松市)に出向き御分身を願われ、明治23年5月、建長寺の内で最も景色のよい勝上巖に安置され、直ちに勝上教会を作りお堂創建の許可を得た。折柄の好景気により、莫大な建築資金も信者の浄財で集まりたちどころに創建された。
当時、信者分布は一都二十数県、講社数百二十余社、信者数五万余人を数える盛況であった。
ここ半僧坊は霊験あらたかで家内安全、商運隆昌、厄災消除、安産守護、大漁祈願、交通安全、合格祈願等々の御利益は誠に甚大なものがある。
大本山 建長寺 鎌倉半僧坊 |
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岩肌に天狗像が置かれている。天狗は半僧坊のお供とされ、天狗の守護を受ければ火災に遭わないとのこと。戦時中、鉄製の天狗像は供出されてしまったが、現在は復興されている。
見晴台からは富士山を臨むことができる。 |
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半僧坊の参道にて。 |
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