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本覚寺のあるこの場所は鎌倉幕府の裏鬼門にあたり、源頼朝が鎮守として夷堂を建てた所といわれている。
この夷堂を、日蓮が佐渡配流を許されて鎌倉に戻り、布教を再開した際に住まいにしたと伝えられている。その後、鎌倉公方・足利持氏がこの地に寺を建て、日出に寄進したのが本覚寺であるといい、二代目住職の日朝が、身延山から日蓮の骨を分けたので「東身延」と呼ばれている。日朝は「眼を治す仏」といわれ、本覚寺は眼病に効く寺「日朝さま」の愛称で知られている。
10月は「人形供養」、正月は福娘がお神酒を振る舞う「初えびす」でにぎわう。鎌倉の住人、名刀工・正宗の墓が境内にある。
宗派:日蓮宗 建立:永享8年(1436) 開山:日出 |
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