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言い伝えによると天正10年(1582)織田信長・信雄(のぶかつ)によって善光寺本尊如来が岐阜より尾張甚目寺へ遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたとあり、その場所に明治42年・43年と蓮田であった境内地に一本の茎から二つの花が咲くという奇瑞(きずい)を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来を勧請して善光寺東海別院を創立した。山号を双蓮山、寺号を善光寺と称する。善光寺如来は、
現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏さまです。
善光寺は、信州善光寺、善光寺東海別院、元善光寺、甲斐善光寺、関善光寺、岐阜善光寺の六善光寺がある。 |
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<極楽戒壇巡り>
善光寺東海別院へ参拝された方は誰でも、戒壇巡り(かいだんめぐり)といって本尊の下の暗闇を念仏を称えながら回り善光寺如来と縁を結び善根を得ると必ず巡るものです。
如来の安置してある真下が御錠前のある所でその中には善光寺東海別院が日本一をほこる極楽の荘厳が安置されている。
中央に阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩と十六観菩薩が安置され、宝樹、宮殿楼閣、宝池には五色の蓮華が咲きそれぞれの光を放っている。空には迦陸頻伽、共命鳥が舞い、華びらを散らし妙なる音楽が流れ、涼やかな風が吹く極楽浄土のありさまが立体的に拝める。 |
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