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法隆寺の玄関にあたる総門。三間一戸の八脚門(やつあしもん)で、当初は中門前の石段上に建っていたが、寺域の拡張により現在の場所に移された。法隆寺の伽藍への主たる入口であり、門前の松並木からこの門を潜り抜けると幅広い参道に出る。現在の建物は、永享10年(1438)の再建である。組入天井を張り、木鼻や花肘木が用いられ、軸は中央から大きく反り上がっている。(室町時代・国宝) |
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南大門の屋根の特徴は「軒反り」(のきぞり)。屋根の先が反り返っている。中国の寺院に見られるのと同じである。南大門の前には魚の鯛の姿をした「鯛石」と呼ばれている大きな石が敷かれている。言い伝えによると、洪水があったとき、水はここまできてそれ以上の上にはいかなかったとか。今では、鯛石の「たい」にあやかって「めでたい」ということで大勢の人が踏んでいくようだ。 |
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