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推古15年(607)の創建当時の建物は、天智9年(670)に火災で焼失、その後に再建された。法隆寺西院伽藍の中心建物で、法隆寺の本尊を安置している。中門・廻廊に囲まれた中に、東に金堂、西に五重塔が並んで建つ。
この建物の中には、聖徳太子のために造られた金銅釈迦三尊像(飛鳥時代)、用明天皇(太子の父)のために造られた金銅薬師如来座像(飛鳥時代)、穴穂部間人皇后(あなほべのはしひと:太子の母)のために造られた金銅阿弥陀如来座像(鎌倉時代)、それを守護するように、樟(くす)で造られた四天王像(日本最古:白鳳時代)が、邪鬼の背に背に静かに立っている。そのほか木造吉祥天立像・毘沙門天立像(平安時代)が安置されている。(飛鳥時代・国宝) |
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金堂の二重目の軒を支える柱には、龍の彫刻が見られる。これは柱の構造を補強するため修理の際に付加されたもので、この支柱は江戸時代のものとのこと。(2段目画像) |
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