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大福寺は、清和天皇の貞観17年(875)名僧教侍上人が鳳来山(扇山)に幡教寺を開創した。200年を経て承元3年(1209)大中臣朝臣時定が所領250町歩を寄付して現在地に移し、土御門天皇から勅額を下賜されて大福寺と改称した。その頃、当寺は塔頭30、建造物20を有する大伽藍であった。
<境内庭園>
海抜40mの境内からは、景勝瀬戸が眺められ9月から4月まで咲く半歳桜や銀杏の大樹がある。
900坪の庭園は室町時代の築庭で浄土苑と称し元禄時代は茶祖山田宗徧(そうへん)が愛好した名園で、池は福助池という。 |
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<浜名納豆>
大福寺伝製の浜名納豆は明(中国)の僧から伝来されたもので、日本の納豆の元祖である。足利7代将軍義勝・今川義元・豊臣秀吉・徳川家康以下歴代の将軍に献上し、御朱印の外に納豆除地を下付せられた。豊臣時代は唐納豆と言ったが、徳川中期から浜名納豆と言っている。 |
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