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<秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)>
竿燈は、お盆を前に夏の邪気を祓い身を清める風習「ねぶり流し」が原型といわれている。はじまりは江戸後期の宝暦年間(1751〜63)、秋田藩久保田城下の町人街・外町。力自慢が竿竹に何個もの提灯を掲げて練り歩いたというこの行事は、歴代城主の厚い庇護のもと、歴史を重ねてきた。
竿燈と呼ばれるようになったのは明治時代。中国北宋時代の禅宗史の一節「百尺竿頭須進歩(ひゃくしゃくかんとうすべからくほをすすむ)」、到達点を究めてなお前進するというこの故事のとおり、技を磨き、伝統を守り高める歴史は今も紡がれている。(古ノ伝より) |
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