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山道を少し抜けた所に目を見張る建物が見えた。浪合小中学校であった。これが学校かと感嘆した。素晴らしい。都会にも目を見張る学校はたくさんあるが、山村でこのような特色ある建物があることに正直驚くと同時に、村政の感覚に敬服した。
この学校は、1学年1学級、1学級10名前後という小さな学校であり、小・中学校、保育園、それに公民館が併設されていると聞いた。旧浪合村の子供から高齢者までが集う場所、地域の中心、地域の学校そのものだ。立派な人材を輩出して欲しい。
平成23年(2011)、中学校は64年の歴史に幕を閉じて閉校となる。現在は、阿智村立浪合小学校の名称となっている。 |
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