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菱垣廻船(ひがきかいせん)とは、江戸時代に活躍した和船です。当時の経済の中心である大坂から消費の中心である江戸まで、米や日用雑貨品を運んだ船のことで、画像(浪華丸)はその菱垣廻船を復元したものです。
これは、弁財型の千石積み菱垣廻船で、乗組員は普通12〜15人です。この船は大阪湾で実際に帆走をした後、ここに展示されている。がっしりとした作りに驚く。(なにわの海の時空館にて) 菱垣廻船の名の由来は、菱垣廻船問屋が差配して船で、舷側に木で菱垣の模様を組んでトレードマークにしていたことによる。 |
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当時は上方(大坂)と江戸の間を平均12日間かけていたが、速いものだと6日間で走破したとも言われている。こうした船の往来は、上方〜江戸の他に大坂〜松前・函館(北海道)の航路もあった。これは北前船と呼ばれている。 |
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