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<敷設形態による機雷の分類>
敷設形態によって機雷を分類すると2種類になる。第1は海底に着底したアンカー(係維器)からワイヤー(係維索)で繋がれて海中に浮かぶ係維式機雷で最も一般的形態である。触角が通過する艦船の船底に当たると爆発する形式で、比較的浅い海で使用された。
第2が沈底機雷で、アンカーや浮きもなく、投下されたあと、そのまま海底に横たわる敷設形態である。磁気、音響、水圧を内蔵のセンサーが感じると発火する感応式機雷の多くがこの形態である。掃海艇の探知機に発見されにくいため、近年の主流になっている。
これ以外に、浮力を持った爆発部分だけのもの、浮き部分から爆発部分が短いワイヤーで吊り下げられた係維式と正反対の構造のものなどがある。 |
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3式2号 航空機雷1型 |
70式機雷 |
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Manta機雷(イタリア製) |
Udm機雷(ロシア製) |
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66式機雷 |
55式2型機雷 |
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ペルシャ湾で掃討したLUGMー145機雷。(てつのくじら館にて) |
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