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九三式魚雷は、ワシントン条約で主力艦の数を抑えられた日本海軍が、これを補うために開発装備を進めた長射程の「酸素魚雷」です。従来の魚雷の欠点であった射程距離の不足、航跡発生の問題を解決するため、燃料酸化剤に純粋な酸素を用いた。太平洋戦争までに、これを実用できたのは日本だけだった。開発に成功したのは呉海軍工廠魚雷実験部で、水雷部がおもに製造を担当した。
二式魚雷は、魚雷艇として開発された魚雷で、魚雷艇以外にも「蛟龍」(こうりゅう)などの特殊潜航艇で使用された。展示の二式魚雷は、呉海兵団で教育に使用されていたものです。 |
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<ジャイロスコープ>
姿勢を制御する装置・回転羅針儀・魚雷用具品。 |
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<深度機>
魚雷の深度を調節する装置。 |
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<燃焼室>(上左)
酸素と燃料が燃焼する魚雷のエンジン部品。
<起動発信機>(上右)
魚雷のエンジンを動かすスタート用モーター。 |
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魚雷発射管室(伊号第58潜水艦)(大和ミュージアム展示より引用) |