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佃島は、徳川家康の命を受けて、摂津国佃村(現大阪市西淀川区佃)から移り住んだ漁師達よって開かれたところで、辺りを散策すると佃煮屋が並び、昔ながらの狭い路地は郷愁を感じさせる。佃小橋は、そんな路地を歩いていくと出会う。水路は隅田川からの入江となっており、住吉水門で水位調整をしている。小舟が浮かび、ほっとするような光景に足が止まる。
佃小橋の斜め下に
「此の場所には、江戸時代後期寛政拾年1798年)徳川幕府より建立を許された大幟の柱、抱が埋設されておりますので、立ち入ったり掘り起こしたりしないでください。佃住吉講」
という看板が立っている。
佃小橋の背景には大川端リバーシティ21の高層ビルが建ち並んでおり、戦災に合わなかった昔ながらの下町との対比に違和感を覚えながらも、これもまた現代の風景かなと思う。 |
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