|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
相生橋は、隅田川派川に架かる橋で、上流の永代橋に相対する橋として名付けられた。形式は、大正8年(1919)に市電を通すため改築した先々代の橋の姿にならいトラス橋とした。トラス橋は、細長い部材を三角形に組み立てて橋桁とした橋です。
新しい相生橋は、隅田川や中の島公園とともに多くの人々の憩いの場として親しまれるように整備した。橋の長さは149.1m、幅員36.8mです。平成10年(1998)12月19日に全線開通した。
相生橋の下に中の島公園がある。橋付近の遊歩道はきれいに整備され、昼時には昼食をとったり散策をしている人を見かける。
<相生橋 碑文>
佃島が埋め立てられて月島となって、人々が住む町が開けるとともに、交通の便や、水道が必要になった。そこでまず、深川との間にこの相生橋が架けられた。明治36年(1903)のことであった。その後改修され、中の島で、大橋と小橋とに分かれるようになった。隅田川が、ここで左右に、大きく分岐するところの左側にあたっていて、川が湾曲するするため、上流から流れてきたものが滞留したところである。関東大震災の時も、今次の大戦の空襲のあとにも、様々な物が山のように集まった。
ことに震災の時までは木橋であったため、橋も延焼した。現在の橋は、大正15年(1926)11月に、震災復興事業の最初の架橋として完成した。 |
|