|
|
平戸市役所前の鏡川にかかる石造単アーチ橋を「幸橋」という。長さ19.8m、幅5.22mあり、国指定重要有形文化財に指定されている。
昔は、橋がなく船で往来していた。寛文9年(1669)、平戸藩主松浦鎮信(天祥)により木造の橋が架けられた。その時「幸橋」と命名された。元禄15年(1702)、藩主の松浦棟(雄香)により、平戸にあったオランダ商館の石造建築に携わった石工によって石造単アーチ橋に架け替えられた。そのため、別名「オランダ橋」とも呼ばれている。
昭和55年(1980)より3年間にわたって修復工事が行われた。 |
|