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一級河川「庄川」にかかる飛越七橋は、土木工事の粋を結集した構造である。楮橋を除く六橋は、岐阜県(飛騨)と富山県(越中)にまたがってかけたものである。これらの橋の色は七色に塗り分けてあるから「虹のかけ橋」とも愛称されている。画像は合掌大橋である。 |
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<虹のかけ橋>
○合掌大橋
型式 2径間連続箱桁フアン型斜張橋 橋長440.100m
白川郷・五箇山地方の代表的建物である切妻合掌造りをかたどって合掌大橋と命名された。橋の中央には飛越峡合掌ラインの完成祈念碑と公園がある。
○成出橋(なるで)
型式 アーチ合成鈑桁4連 橋長197.900m
成出地内から小白川地内にかけられたもので、成出集落の代表地名から命名された。
○宮川原橋(みやかわはら)
型式 上路式単純トラス 一連単純合成鈑桁 橋長127.500m
天正の頃山崩れがあり、お宮とともに御神体が庄川の川原に押し流された。幾年がたち、薪とりの老婆がこの下の川原で木神像を拾ったことから宮川原橋と命名された。
○楮橋(こうず)
型式 上路トラス 一連PCプレレテン下桁2連 橋長106.850m
楮地内と西赤尾地内にかけられたもので楮集落の代表地名から命名された。以前には木製の吊橋がかかっていた。
○火の川原橋(ひのかわら)
型式 H・B・B合成桁 上路式単純トラス単純合成鈑桁 橋長120.000m
自動車道路がなかった時代は、木材を川に流して運んだものである。その人達はこの川原を休み場所とし、夏はお茶、冬は暖をとるため絶えず、たき火を燃やしていたりしていた場所であるところから、火の川原橋と命名された。
○小白川橋(こしらかわ)
型式 上路トラス一連合成鈑桁一連 橋長126.000m
楮地内から小白川地内にかけられたもので小白川集落の代表地名から命名された。昔、この箇所には「篭の渡し」があって行き来していた。
○飛越橋(ひえつ)
型式 3径間連続非合成鈑桁 橋長149.000m
飛騨の国と、越中の国とにかけられたもので、この頭文字をとって飛越橋と命名された。 |
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