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白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られる。五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
合掌造りは、急勾配の茅葺の切妻屋根が大きな特徴である。豪雪地帯として知られるこの地区では積雪対策としても都合がよい。また、建物の柱や梁などは、縄によって絞められ、固定されている。これによって雪の重みがかかっても建物全体が柔軟にたわみ、建物にかかる負荷を分散している。この屋根の形が合掌した時の手の形に似ているところから、合掌造りと言われるようになったと伝わっている。
江戸時代頃から屋根裏(3階以上)の大きな空間を利用して、養蚕の棚を設置するようになった。
茅葺屋根の葺き替えや補修作業は、地域住民の共同作業で行われ、この模様はしばしば報道されている。 |
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城山展望台から見る夜景。薄暮の集落から夜景へ。ライトアップで屋根の雪が白く輝くように見える。 |
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展望台から下におり、合掌集落の建物群の間を廻る。雪が降ってくる。傘が次第に重くなり、時々、傘に積もった雪を落としながら歩いていく。 |
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城山展望台付近で見かける。3軒の合掌造りと建物の前にある小さな池に映る屋根、その対比が美しい。 |