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この建物はもともと佐賀市朝日町(旧下今宿町)にあった。江戸期には、問屋を営む下今宿町の咾(おとな)役が住む屋敷としての記録がある。建てられたのは18世紀初頭と推定され、佐賀市内では最も古い町家様式の建物である。
平成5年(1993)、県道の拡幅により現地での保存ができなくなり、当時の建物の所有者牛島泰順氏から主家の建築部材を佐賀市が譲り受け、この柳町に復元した。
この建物は当初の建築以来、時代と共にその姿を変えてきたが、今回の復元では明治末期の姿に復元し、旧古賀銀行・旧古賀家と共に「佐賀市歴史民俗館」として開館した。佐賀市重要文化財。 |
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