|
|
|
|
|
|
|
|
時代は江戸から明治に移り、日本各地で銀行ができはじめた頃、藩士、柿久栄次をを創業者として、明治15年(1882)銀行類似業務を行う三省が設立される。明治18年(1885)には正式に銀行となるが、明治26年(1893)には経営が悪化し倒産する。
その後は開業医師に買い取られ、昭和51年(1976)まで医院として存続してきた。三省銀行として利用された期間は8年あまりだが、現在は当初の姿に再現し、平成12年(2000)に歴史民俗館として開館した。
<建物の特徴>
伝統的な町家建築の形式をとりながら、銀行業務に対応させた。当時としては個性的でおおらかな造りとなっている。直線と曲線のフォルムが美しい建物である。 |
|