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本館は、明治元年(1868)に建設されたもので、竣工後ほどなくロシア領事館が置かれた。その後、アメリカ領事館やアメリカのメソジスト派(婦人外国伝導協会)の宣教師などの住宅として使われた。
昭和16年(1941)に活水学院に譲渡されたが、昭和51年(1976)、建物は活水学院より長崎市に寄贈された。
建築の基本形式として初期洋風建築の様式だが、正面中央の幅の広い廊下と3つの大きな部屋(7.4m×6.4m)などに領事館当時の名残を見ることができる。また、幅広いベランダもその特徴の一つで、ベランダの列柱上部を飾る持送りは、長崎では数少ないものです。
長崎市では、平成7年(1995)に建物を修復・復元し、旧居留地にあった私学の歴史資料館として活用している。
国指定重要文化財。木造平屋建、寄棟造、桟瓦葺、ベランダ付 |
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