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清水医院は、中山道木曾の須原に生まれた清水半治郎が、東京で医学を学んだ後に故郷に戻って開業した医院である。日本古来の土蔵造に、アーチ形の入口や窓など洋風のデザインを組み合わせており、宿場須原では目立つ建物であったと考えられる。
この医院は島崎藤村が姉・園子をモデルにして著した小説「ある女の生涯」のなかに須原の蜂谷医院おいう名前で描かれており、実際に姉・園子が入院していた。登録有形文化財。
旧所在地:長野県木曽郡大桑村須原
建築年 |
明治30年代 |
解体年 |
昭和47年(1972) |
移築年 |
昭和48年(1973) |
建築面積 |
14.5坪 |
構造 |
土蔵造二階建柿葺 |
寄贈者 |
清水弘 |
(博物館明治村(愛知県犬山市)にて撮影) |
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