|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
長崎居留地二十五番館は長崎の居留地(外国人の居住が許された地域)にあった外国人住宅である。安政6年(1859)に開港した長崎では大浦を中心に東山手、南山手の居留地が設けられ、この住宅は南山手に建てられた。創建時には三菱長崎造船所マネージャーのスコットランド人コルダーが住んでいた。
本館にみられるように。中央には中廊下を設け、周囲三方にベランダをめぐらす形式は、西洋人が東南アジアに建てた植民地住宅の形式を取り入れている。また、本館が完成してから約20年後に増築された別館は、和室と洋館からなるが外観は本館に合わせて洋風で統一されている。登録有形文化財。
旧所在地:長崎県長崎市南山手町
建築年 |
明治22年(1889) |
解体年 |
昭和41年(1966) |
移築年 |
昭和41年(1966) |
建築面積 |
109.4坪 |
構造 |
木造平屋建 |
寄贈者 |
北九州財務局 |
(博物館明治村(愛知県犬山市)にて撮影) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<便器(チェインバーポット)>(下左画像)
日光金谷ホテルで使用されたもの。
チェインバーポットはベッドの下や、扉つき家具の中に収めておかれた『おまる』で、中には砂が入っていた。特に美しい装飾を施されることが多かった。
<便器(チェインバーポット)・洗面器・水差し>(下右画像)
明治宮殿で使用されたもの。 |
|