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緑に囲まれたこの館は、大正4年、フランス人のJ・R・ドレウェル夫人によって建てられた。木造2階建下見板張りオイルペンキ塗りで、ベランダ、張り出し窓、よろい戸、軒蛇腹(のきじゃばら)など異人館の特徴をよく残している。
1階は案内コ−ナ−、喫茶室、2階は会議室、展示室などに利用され、北野・山本地区の異人館センタ−としての役割を果たしている。
ライン館の名前は、”この館の下見板の横線(ライン)が美しい”ということから愛称募集で選ばれた。庭にはドイツ唐檜(とうひ)、泰山木(たいざんぼく)、蘇鉄などの外来種や楠の大樹があり、心地よい緑陰をつくっている。 |
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