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<中京郵便局旧庁舎外観>
中京郵便局の旧庁舎は、京都郵便電信局として、逓信省営繕課の吉井茂則・三条四郎の設計、同小泉鉄也の監督のもと安藤組の施工により、明治35年(1902)8月に竣工した。ネオルネッサンス様式のこの旧庁舎は、当寺の代表的郵便局で、日本の近代建築史においても重要な位置を占める作品であった。
昭和51年(1976)3月から昭和53年(1978)4月に中京郵便局の改築が行われたが、このとき旧庁舎の南面及び東西側面の一部の外壁と屋根が保存された。 |
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中京郵便局は、近代京都における経済の中心地であった三条通に位置し、旧庁舎の外観は当時の雰囲気をよく伝えている。またその意匠は優れたもので、三条通の景観保全にも寄与しており、昭和61年(1986)6月2日、京都市登録有形文化財に登録された。 |
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