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黒石市中町地区の「こみせ」は、藩政時代に考案された木造のアーケード。歩行者は、冬の吹雪や夏の日照りなどを避けながら、買い物もできる。
四季を通して開放されているが、柱の痕跡によると、『蔀戸(しとみど)』が入っていたとみらる。
黒石は、明暦2年(1656)に、黒石藩祖信英(のぶふさ)公が、津軽藩から分知されて以来、330年余にわたり城下町として栄えてきた。
とくに、青森方面へ通ずる街道の要衝であった中町は、造り酒屋や呉服屋などが軒を並べ、前町・横町とともに、商店街の中核を成していた。
「こみせ」を主体とした「伝統的建造物群」は、全国でも唯一で、この中の「高橋家」は、国指定重要文化財です。 |
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