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<旧ト−マス住宅>(国指定重要文化財)
「風見鶏の館」として知られるこの館は、明治42年、ドイツ人貿易商ゴッドフリ−ト・ト−マス氏の自邸として建てられた。北野・山本地区に残る異人館で、レンガ造りの建物としては唯一のもので、色鮮やかなレンガの色調、石積みの玄関ポ−チなど重厚な雰囲気を持っている。設計はドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデです。室内のデザインは、ドイツの伝統様式を取り入れながら19世紀末から20世紀初頭にかけての新しい芸術運動(アール・ヌーヴォー)の動きを感じさせるものがある。
昭和58年12月から昭和60年3月までにかけて解体修理を行い、当時の写真などを参考にして、できるだけ元の姿に戻した。 |
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