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愛珠幼稚園は、地元先覚者の幼児教育への熱い思いと協力で明治13年(1880)に創設された。現園舎は三代目として明治34年(1901)に竣工した。
遊戯室は、高所に窓を設け、床は二重にし、最新の西洋技術を使って広い空間を作っている。園庭には盛土をして保育室や廊下と同じ高さにし、安全性と広さを確保している。
園舎周りには高塀を巡らせ、南正面には「塀重門」という格式の高い形式の門を置いている。その他にも通常の学校建築には見られない質の高い建築様式が使われている。昭和6年(1931)設置の廻旋滑り台は、子どもたちの大好きな遊具です。
愛珠幼稚園は、木造最古の幼稚園舎でありながらも、子どもたちが通う現役の園舎です。このようなことが総合的に判断、評価されて、平成19年(2007)6月、国の重要文化財に指定された。
これを記念し、大阪市立愛珠幼稚園創立百三十周年記念事業として後世に伝える。(門前の説明版) |
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平成14年(2002)に訪れた際の画像。塀重門右側に「銅座の跡」の建碑があった。 |
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