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<日照山 無量寿院 極楽寺>(ごくらくじ)
行基菩薩の開基と伝えられ、弘法大師が弘仁6年(815)この地で修行の折、「阿弥陀経」を読誦し、修法された。その結願の日に、阿弥陀如来が出現したので、大師はその姿を彫造して本尊とされ、八十八ヶ所の第2番札所に定めた。
この阿弥陀如来像は、顔容から発する光は遠く鳴門の長原沖まで達したという。漁民たちは、漁の妨げになると本堂の前に山を築いて光を遮ったという。山号の「日照山」は、この故事にちなむ。
その後、天正年間(1573〜1592)に長宗我部元親の兵火で焼失したが、万治2年(1659)、徳島藩主蜂須賀光隆の援助によって伽藍が再建されている。 |
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本堂
本尊 |
阿弥陀如来 |
真言 |
おん あみりた ていせい から うん |
宗派 |
高野山真言宗 |
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大師堂 |
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<大杉>
極楽寺の寺歴によると、真言宗祖弘法大師が四国霊場開創の折、当山において21日間修法を修せられ当山を末永く守護せよとの祈りをこめて、この地に大師自らお手植えされたと記録されている。
自来1,000余年の風雪に耐え実に雄大となった大杉は参詣者から長寿をさずかるといわれ、別名長命杉と呼ばれている。
鳴門市指定天然記念物 大杉 極楽寺 |