写真紀行・旅おりおり トップページへ 写真紀行・旅おりおり : 旅先で撮影した景色、建築、史跡、祭、風物等の写真と動画
 <四国遍路 八十八ヶ所巡礼 写真紀行

 印象深い景色
坂道 灯台
横丁・小路
街角 通り
温泉
 史 跡
街道 史跡
遺跡 人物
奥の細道 墓地・終焉地
Play Back 城・城跡
 建築・構造物
歴史的建造物 先端建築
神社
教会
漁港 垣根
防災施設
 自 然
山・峠
池・沼・湿原 海岸
 産業・交通
伝統・地場産業 バスターミナル
自動車・バイク
国内線 道風景
航空機
 四季の景色
棚田 桜紀行
春景色 夏景色
秋景色 冬景色
四季の彩り
 歌の舞台・祭・他
歌の舞台 祭・イベント
夜景 テ−マパ−ク
趣味悠々 食紀行
日曜画家  
 管理人
管理人備忘録 四国遍路
リンク集
15番札所 国分寺 四国遍路 八十八ヶ所巡礼   徳島県徳島市
15番札所 国分寺
15番札所 国分寺 15番札所 国分寺
 本堂
15番札所 国分寺 15番札所 国分寺
 大師堂
15番札所 國分寺
薬王山 金色院 国分寺(こくぶんじ)
 四国霊場には四県に国分寺があり、その最初の札所が「阿波国分寺」である。聖武天皇の勅命により全国68ヶ所に国分寺、国分尼寺を創建した。奈良・東大寺はその総国分寺といわれる。
 縁起によると、創建当初は法相宗であり、寺領は二町四方で、ここに金堂を中心に七重塔も建つ壮大な七堂伽藍が整っていた。弘法大師が弘仁年間(810〜24)に四国霊場の開創のため巡教された際に、宗派を真言宗に改めている。その後、天正時代に兵火で焼失したが、寛保元年(1741)に阿波藩郡奉行、速水角五郎によって伽藍が再建されて以来、現在の禅宗・曹洞宗寺院となっている。
 この寺域からは塔の礎石などが発掘されており、徳島県の史跡に指定されている。(下段の画像)
 本尊  薬師如来
 真言  おん ころころ せんだり まとうざ そわか
 宗派  曹洞宗
15番札所 國分寺・七重塔心礎 15番札所 國分寺・七重塔心礎
15番札所 國分寺
 阿波国分寺跡は、昭和53年度(1978)以降の発掘調査で、金堂から延びると想定される回廊跡や築地塀跡、寺域を区画する溝などが確認されたことから、かつては西に塔を配し、金堂・講堂などが一直線に並ぶ「東大寺式伽藍配置」を有し、現在の国分寺を中心とした方2町(約218m四方)におよぶ範囲に存在していたと考えられている。
 現在、境内の隅に残る塔心礎は、寺の南西側の「塔ノ本」の字名が残る水田の名から出土したと伝わるものであり、周辺地域には東門、西門、北門、防などの字名が今も残っている。
 発掘調査で出土した遺物の一部は、徳島市立考古資料館に収蔵・展示されている。
七重塔心礎
 広い境内の片隅に、七重塔の心礎と言われる心礎石が置かれている。
 天平12年(740)国分寺造営詔勅の前年諸国に七重塔造営が詔されているので、天平年間には建立されていたと思われる。この心礎は環溝型という珍しい形式である。もとの位置は「塔の本」の地か、興弾寺前の田圃といわれ確認されてない。 
徳島県
1 霊山寺 2 極楽寺 3 金泉寺 4 大日寺 5 地蔵寺 6 安楽寺
7 十楽寺 8 熊谷寺 9 法輪寺 10 切幡寺 11 藤井寺 12 焼山寺
13 大日寺 14 常楽寺 15 国分寺 17 井戸寺 18 恩山寺 19 立江寺
20 鶴林寺 21 太龍寺 22 平等寺 23 薬王寺
高知県
38 金剛福寺
愛媛県
51 石手寺
香川県
75 善通寺 80 国分寺 83 一宮寺 84 屋島寺 85 八栗寺 86 志度寺
87長尾寺new

Copyright(c) 2002-2025 写真紀行 uchiyama.info All Rights Reserved.