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本堂 |
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大師堂 |
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<盛寿山 延命院 常楽寺>(じょうらくじ)
寺伝によれば、弘法大師がこの地で修行をしていた際に、弥勒菩薩が多くの菩薩を連れた姿を感得した。そこで霊木に弥勒菩薩を刻み堂宇を建立して本尊として安置したという。
天正年間に長宗我部元親の兵火によって焼失。万治2年(1659)に徳島藩主蜂須賀光隆によって、現在地より下った谷間に再興された。文化12年(1815)に元の山上への建て替えを願い出て、3年後、低地の谷間から石段を50段ほど上った現在地に移転した。
四国霊場のなかで唯一、弥勒菩薩を本尊としている。弥勒菩薩は、釈迦入滅後、56億7千万年後にこの世に現れて衆生を救済するといわれる未来仏である。
境内には、「流水岩の庭園」と呼ばれる、珍しい剥き出しの岩盤がある。また、高さ10mのあららぎの木に鎮座する「あららぎ大師」像があり、この木の葉っぱを煎じて飲むと、病気を癒すと言われている。
本尊 |
弥勒菩薩 |
真言 |
おん まい たれいや そわか |
宗派 |
高野山真言宗 |
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