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本堂 |
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大師堂 |
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<摩廬山 正寿院 焼山寺>(しょうさんじ)
焼山寺山(標高938m)の8合目近くにあり、四国霊場で2番目に高い山岳札所。四国霊場には「遍路ころがし」といわれた札所がいくつかあるが、焼山寺もその一つで、昔から嶮しい坂道の難所を辿る「修行の霊場」であった。現在は山上まで車で行くことが出来る。
もともとは、大宝年間に役行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)が山を開き、蔵王権現を祀り、庵を結んだのがこの寺の歴史の始まりといわれている。その昔、弘法大師がこの地へ修行に訪れ、疲れから杉の木の下で眠って休んでいたところ、夢の中に阿弥陀さまが現れ、周囲の異変ぶりを告げられた。目を覚ますと山は火の海に。そこで大師が、身を清め、真言を唱えながら山をのぼると、火が徐々に消えていった。9合目あたりまで来たとき、岩窟から大蛇が姿を現し、大師の修行の邪魔をしようとした。そのとき光と共に虚空蔵菩薩さまが現れ、その力を借りて大蛇を封じ込めたそうです。その岩窟は今でも
残っており、それ以来天変地異は起こらなくなったと言われている。
弘法大師が自らが刻んだ虚空蔵菩薩を本尊とし、寺号を大蛇の火の海にちなみ「焼山寺」と名付けた。
境内は樹齢数百年の杉の巨木(県の天然記念物)が並び、巡礼者を迎えている。
本尊 |
虚空蔵菩薩 |
真言 |
のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか |
宗派 |
高野山真言宗 |
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参道。 |
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