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<五剣山 観自在院 八栗寺>(やくりじ)
天長6年(829)、弘法大師がこの山に登り求聞寺法を修めた時に、五本の剣が天から降り、山の守護神蔵王権現が現れた。大師はそれらの剣を山中に埋め鎮護とし大日如来像を刻み五剣山と名付けらた。
五剣山の頂上からは、讃岐、阿波、備前など四方八国が見渡すことができたので、もともと八国寺という寺名だった。弘法大師が唐に留学する前に、入唐求法の成否を占うために8個の焼き栗を植えられた。無事帰国し、再び訪れると、芽の出るはずない焼き栗が芽吹いていました。これが八国寺を八栗寺へ改名した由来です。
その後、天正の兵火で全焼したが、文禄年間(1593〜1596)に無辺上人が本堂を再建し、さらに寛永19年(1642)高松藩主松平頼重が現在の本堂を再建して、聖観自在菩薩を本尊とし観自在院と称するようになった。
本尊 |
聖観世音菩薩 |
真言 |
おん あろりきゃ そわか |
宗派 |
真言宗大覚寺派 |
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本堂 |
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大師堂 |
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屋根には松平家の葵の紋がある。 |
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境内の景観。屋島の東、源平の古戦場を挟み標高375mの五剣山の8合目にあり、多くの遍路さんはケーブルカーで登る、 |
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