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<南面山 千光院 屋島寺>(やしまじ)
屋島寺は、唐僧鑑真和上が開創の基を開き、弟子で東大寺戒壇院の恵雲律師が堂塔を建立して精舎を構え、「屋島寺」と称し初代住職になった。初めは律宗であったが弘法大師が真言宗に改めた寺である。
本尊の十一面千手観音は、平安時代前期の作であり、本堂は鎌倉時代の末頃の建築で共に重要文化財に指定されている。
屋島寺はまた、山岳仏教の霊場としても隆盛し、天暦年間(947〜57)には明達律師が訪ねて四天王像を奉納された。現在の本尊・十一面千手観音坐像はこのころに造られている。
本尊 |
十一面千手観世音菩薩 |
真言 |
おん ばざら たらま きりく |
宗派 |
真言宗御室派 |
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本堂は、鎌倉時代末ごろに建てられたものだが、350年程前に竜巖(りゅうごん)上人が大修理をし、昭和32年2月から解体して2度目の大修理を加え、2か年を経て昭和34年(1959)5月に復元工事を完成した。 |
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大師堂 |
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源平合戦の遺物など陳列した宝物館があり、狸(たぬき)で有名な山(みのやま)明神の社もある。 |