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「恋文横丁」という呼び名は、丹羽又雄の「恋文」という小説に由来する。映画化されてから渋谷で最も有名になった横丁である。朝鮮戦争当時、英語のできない女性のために、アメリカ兵相手のラブレタ−を書く代書屋があった。主人公はここで代筆を商売にしていた。横丁は、昭和40年に焼け、今は渋谷109が建っている。その所には碑が立っている。
『これより入った奥に小さな36の店があった。戦後の混乱、物資の不足、それに係事という重荷まで背負い、彼等の足どりは重く乱れがちであった。しかし、彼等は希望と繁栄とロマンを求め、その小路を”恋文横丁”と名づけた。』 |
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