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天王山は京都盆地の南西端にあり、南に広がる大阪平野との境となっている。標高はわずか270mだが、淀川を隔てて男山と向かい合い、歴史的にも重要なところで、羽柴秀吉が明智光秀を破った「天下分け目の古戦場」(天正・山崎合戦)としても広く知られている。現在では、史跡・名さつとして多くの観光客が訪れている。
天王山の地質は丹波層群と呼ばれ、古生代〜中生代にかけて海底にたい積してできたものです。(ふるさとの自然観察路) |
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<観察ポイント>
眼下に広がる東南方面の眺めがすばらしく、桂川、宇治川、木津川が合流して淀川になる様子がよくわかる。
<京都・文化の森(京の景観保存林・天王山)>
京都府では、世界文化遺産をはじめ数多くの文化財とその周辺地の一体的保全を図るため、社寺周辺の森林で「京都・文化の森づくり事業(京の景観保全林整備事業)を進めている。
ここ天王山での森林整備は、マツ枯れなどの枯損木やシイなどの不良木を伐採し、放置された森林や竹林を整理することで森林内を明るくし、社寺などの文化財と一体となった美しい景観を保全しようとするものです。世界に誇る京都の文化・景観を支えている森林の果たす役割は重要です。 |
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