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知床峠は羅臼町と斜里町の境界に位置し、知床の原生林を見渡す位置にある。その周辺は世界有数のヒグマの生息地でもある。知床峠駐車場は、羅臼岳を眺めるビューポイントになっている。
<羅臼岳>
羅臼岳山頂の標高は1,661m、知床半島の中で最も高い山です。山頂部には溶岩ドームが突き出しており、山の表面には溶岩が流れた地形が明瞭に確認できる。
知床半島で最も新しい火山であり、平成8年(1996)に活火山に指定された。羅臼岳山頂まで、ウトロ側の岩尾別温泉からは片道約5時間、羅臼側の羅臼温泉からは約6時間かかる。
<知床半島の気象>
オホーツク海に面するウトロと、根室海峡に面する羅臼では、気温や降水量が異なる。夏に南よりの風が吹く羅臼側は霧や雨が多く、知床連山を越えたウトロ側は乾いた風、いわゆるフェーン現象により気温が上がる。
知床の植物は、ウトロ側と羅臼側では開花時期やよく見られる種類が違う。
(画像提供: H.T さん) |
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