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谷川岳ロープウェーの土合口から奥の方面に進んでいくと一の倉沢に着く。眼前に立ちはだかる岩壁と雪渓を目の当たりにすると、そのスケールの大きさに圧倒される。
<日本三大岩壁の一つ>
群馬県利根郡の方言で岩や岩壁のことを「クラ」と呼んでいる。この岩場は、世界でも最も登攀(とはん)の困難な岸壁の一つに数えられている。(グレード6級)日本アルプスの剣岳、穂高岳とともに日本三大岩場として知られており、谷川岳連峰随一の岩場であることから「一ノ倉」と名付けられている。
<マチガ沢>
その昔、マチガ沢の出合には三軒程宿があったらしく、畑や墓跡が残っている。清水峠をこえて越後から山道を夕暮れ時に疲れて下ってきた人が、この辺りで灯火を目にして「ああ、町が見える」と喜んで発した言葉がマチガ沢の由来といわれている。 |
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