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その昔、神威岬は「女人禁制の地」として恐れられていた。しかし、それも遙か遠い昔の伝説であり、今は「女性の通行も可能」になった。
現在の神威岬は北海道有数の景勝地として、全国から多くの人々が訪れている。岬の先端では、周囲300度の丸みを帯びた水平線を見渡すことができ、今なお昔と変わらぬ険しく神秘的な風景を見ることができる。
岬の先には神威岬灯台が建っている。 |
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<電磁台(電波探知塔)>
明治37年(1904)5月6日、神威岬の無電所が神威岬沖合にウラジオ艦隊が出没していることを受電し、それが原因で大騒ぎになったことがある。翌年の明治38年(1905)5月6日にも神威岬沖合にロシアの軍艦が出没したことで騒ぎが起こり、住民の安全を守るという意味で灯台を一時消灯したことがあった。
昭和15年(1940)、ロシア軍が北海道に上陸する情報をキャッチするため無線塔一基、レーダー三基を神威岬に設置する計画を立て、2年後の昭和17年(1942)に完成した。その名残がこの電磁台である。 |
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女人禁制と記された門から岬に向かう。穏やかは日であったので難なく進むことができたが、海が荒れた日にはさぞ大変だろうと思った。ニセコ積丹小樽海岸国定公園 |