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日本は、古来より「日出ずる国」とされてきたが、納沙布岬は本土最東端の地で1番早く朝日が昇る。
納沙布岬灯台は、明治5年(1872)に北海道で最初に設置した灯台(木造)で、昭和5年(1930)に現在のコンクリート造りに改築された。光のエネルギー源は、石油からアセチレンガスを経て電気に変わったが、光を放つ四等レンズだけは当時のままである。 |
位置 |
北緯43度22分58秒 東経145度49分16秒 |
光り方 |
等明暗白光 明3秒暗3秒 |
光の強さ |
14.000カンデラ |
光の届く距離 |
14.5海里(約27q) |
高さ |
地上から灯台頂部 約114m 水面から灯火 約23m |
管理事務所 |
第一管区海上保安本部 根室海上保安部 |
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北海道の東端に位置する納沙布岬に灯台ができたのは、明治3年開拓使判官松本十郎が難破船の帆柱を利用して灯竿(標本)を建てたのが始まりで、翌年、工部省の山尾庸三(ようぞう)と英国人設計士アール・H・ブラントンが納沙布に出向き設計・指導のもと明治5年に木造六角形の高さ13mの灯台を完成した。
昭和5年(1930)には、現在の灯台に改築され、今なお納沙布岬で点灯している。
灯台から、北方4島方面を撮る。風きり音がまともに入り、現場の状況が体感できる。 |