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波荒い太平洋と波静かな三河湾を望む渥美半島の最先端に建つ白亜の灯台。昭和4年(1929)に建てられ、海を行き交う船の安全を守り続けてきた。平成10年には思い出に残る灯台として、「日本の灯台50選」にも選ばれている。
当初は、光源にアセチレンガスを使用していたが、昭和35年(1960)3月に電化され、その後灯台の機能は飛躍的に向上し、灯火については名古屋海上保安部において遠隔監視できるシステムになっている。また、定期的に事務所から職員が巡回し、機器の点検、施設の保全に当たっている。
海上交通安全法により前面の水道に伊良湖水道航路が設定され、この灯台は神島灯台と共に名古屋港、四日市港、三河港、衣浦港等に出入りする数多くの船舶が好個の指標として船舶航行の安全に大きな役割をになった重要な灯台である。 |
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<施設の概要> |
位置 |
北緯34度34分34秒、東経137度1分9秒 |
光度 |
1万7千カンデラ |
塗色構造 |
白色、塔形コンクリート造 |
光達距離 |
12.5海里(約23q) |
高さ |
地上〜頂部14.8m、水面〜灯火15.5m |
管理事務所 |
第4管区海上保安本部 |
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ここからは、三島由紀夫の「潮騒」の舞台になった神島を見渡すことがで、伊良湖水道には貨物船がひっきりなしに行き交っている。 |