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犬吠埼灯台は、イギリスの技師リチャード・ヘンリー・フラントンの設計・監督のもと、文明開化の先駆けとして明治7年(1874)11月15日に完成、幾多の歴史を刻むとともに、我が国の発展に貢献してきた。
この灯台は、国産レンガを積み上げて造られており、レンガの数はなんと19万余も数えるとのこと。犬吠埼の突端は風雨とも激しい時もあるのに、今日までよくぞもっているものだと感心する。
灯台内部は公開されており上まで上がって眼下の九十九里浜を眺めることが出来る。おもしろいことに灯台の階段は99段である。遊び心が楽しいですね。(M.Oさんより) |
位 置 |
北緯 35度42分28秒 東経140度52分07秒 |
光り方 |
単閃白光 毎15秒に1閃光 |
光の強さ |
110万カンデラ |
光の届く距離 |
19.5海里(約36q) |
高 さ |
地上から灯台頂部 約31.3m 水面から灯火 約52.3m |
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<若山牧水> 犬吠埼にて
ひさしくも 見ざりしかもと 遠く来て けふ見る海は 荒れすさびたり
遠く来て こよい宿れる 海岸の ぬくとき夜半<よわ>を 雨降りそそぐ
まともなる 海より昇る 朝の日に 机のちりの あらわなるかな |
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