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彦根市本町は、慶長8年(1603)彦根城の築城に並行して城下が建設された折り、町人の居住区の町割を本町から割始められるなど明治維新まで政治・経済・文化の中心地として栄え、歴史的に由緒ある町でした。江戸時代に建てられた町屋は、往時の風情を残し、落ち着いた静かなたたずまいの屋敷や商家に出会うまちです。この歴史ある通りにおいて、昭和60年度(1985)より都市計画道路の拡幅整備に併せ、彦根城の城下町の基点にふさわしいまちなみ景観再生を行い、親しみと愛着のもてるまちづくりを目標に「本町まちなみづくり事業」を実施したものである。
沿道住民の皆さんは、「OLD NEW TOWA−古い良さを生かした新しい活気みなぎるまちづくり」をコンセプトにして、住民主導による伝統的なまちなみ再生の取り組みを実現されたものです。
南西へ約350m伸びるこの区間は、彦根城築城のとき、武家屋敷に続く町屋の町割が行われ、以後商業の中心地として栄えた。現在は、往時の面影と新しい感覚を併せた修復景観が進められている。(夢京橋キャッスルロードと命名されている。) |
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銀行(両替商)やトイレ(厠)も街並みの景観に合わせて造られている。
<都市景観形成重点地区>
わたくしたちは、彦根市の貴重な自然や文化を守り育て、歴史の中で培われた景観をこれからのまちづくりの中で活用し、その保存に努め、伝統を受け継ぎつつ新しい世代へ引き継ぐことを決意し「快適なまちを創る景観条例」に基づく都市景観形成重点地区の第1号として、「彦根城郭・内曲輪・内町」地区を平成14年10月に指定した。 |
<この地区の町名の変遷>
江戸時代 |
上本町(かみほんまち) |
昭和45年以前 |
本町(ほんまち) |
現 在 |
本町1丁目(ほんまちいっちょうめ) |
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