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二寧坂から産寧坂方面へ上っていくと、二寧坂の入口に「京乃坂みち一念坂」と書かれた石碑が立っている。産寧坂(三年坂)、二寧坂(二年坂)とくるので一年坂と命名されたのだろうか。しかし、一年坂ではなく「一念坂」と命名されている。
説明によるとここは平成2年(1992)に整備された道で、以前は名も無き道であったようである。坂とは名ばかりで平坦な狭い小路といった感じである。短い道ではあるが、そこは京都東山の道である。京都風情の漂う石畳の散策路になっている。一念坂の出口には、竹内栖鳳邸跡がある。逆から歩けばそこが入口になる。 |
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数年後、年も押し迫っている日の夜訪れる。人一人いない。自分の足音しか聞こえない。まだ寝静まっているような時刻ではない。一念坂を通り、二寧坂(二年坂)方面へ向かう。 |
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