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<山中湖>
山中湖は、海抜982m、湖岸線13.5q、水深(最深)約15m、面積6.67㎢で中禅寺湖・榛名湖に次いで日本第3位の高所に位置する富士五湖の中で最大の湖です。
位置的には、山梨県の最東南端で、富士山の東方山麓にあたり、東は明神山を堺に神奈川県に、南は三国山・籠坂峠を堺に静岡県と隣接している。
周囲には大平山、石割山、明神山、三国山、大洞山などのなだらかな山々がとりまき、湖を中心とした盆地状の地形となっており、南岸に広がる山々が富士山の火山砂れきをかぶっているため、雨水は地表を流れずに地盤に浸透し地下の第3期御坂層との間より湖底に湧き出し、山中湖の水源を形成している。 |
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湖を眺めていたら、観光船が岸に向かって進んでくる。桟橋に着くと思っていたらなんとそのまま上陸する。そして更に先へ進んでいく。水陸両用バスであった。
<富士五湖と山中湖の形成>
富士山は、その雄姿が世界の名山としてたたえられる日本最高標高3776mの円錐火山です。数多くの噴火を重ねて現在の姿となった。
文献によると、西の「せの湖」・東の「宇宙湖(宇津湖)」があった。貞観6年(864)の大噴火の青木原溶岩流によって、すでに本栖湖をわけていた「せの湖」は、西湖・精進湖に更に分けられた。河口湖は一番古く、旧期溶岩時代からの大きな三日月形の堰止め湖であったと云われる。
「宇宙湖(宇津湖)」は延暦19年(800)の大噴火の溶岩流により、山中湖と忍野湖に分断され、忍野湖はその後(忍野八海として残る)して現在の山中湖だけとなる。このように、富士五湖は形成されたようです。
山中湖は他の4つの湖と違ったところが多い。4つの湖は北に急峻な御坂山系の山々が迫り、湖岸線の出入りが多く、何か人をも引き込んでしまいそうな山の湖特有の趣をもっているが、山中湖はなだらかな山なみに囲まれ、湖岸線の出入りが少なく、広々とした明るく大らかな感じの湖である。
この山中湖を水源として、桂川が流れ出し、相模川となり神奈川県との県境」近くで相模湖(人造湖)を形成し、河口近くで馬入川となって相模湾に注いでいる。 |
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2月に再び訪れる。雪景色もあるかと思ってきたが、暖かな陽射しのもとのどかな湖畔風景であった。
<山中湖の気候>
山中湖全域は、約95%が富士箱根伊豆国立公園に指定され風光明媚な観光地として訪れる行楽客から親しまれている。
標高約1000mの山中湖は、真夏でも平均気温が26℃〜27℃、平均気温が20℃程度と大変しのぎやすく、また最高でも30℃を超えることは少なく、東京と比較して5℃〜6℃程度低くリゾートとしては最適です。
平均最低気温は11月〜4月にかけて氷点下を記録し、中でも1月・2月は−11℃程度と寒気はきついが、首都圏から1時間あまりで北海道の感覚を味わうことができる観光地です。 |