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<海面下の深さ(潜窪)>
田沢湖の水位は海抜249mで水深423.4mです。これを差し引くと海面下174mとなる。海面下の部分を潜窪というが、この湖が潜窪でも日本一であることは意外に知られていない。
潜窪の国内2位は池田湖の167m、3位は支笏湖の117m、4位は洞爺湖の96mの順になっている。
田沢湖は典型的なカルデラ(ここでは桶状の凹地形)湖で、その昔、海底隆起と造山運動による日本列島形成の頃、地下の物質が火山爆発で大量に噴出し外輪山を形成、この噴出した空間を埋めるために大陥没したものと言われている。
この湖は厳冬でも凍らない。湧水によるものか暖塊水の対流が起こっている。 |
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<飲水思源>
飲水思源は、「本を忘れないこと」の意という。陽光、空気、水は人類生存の三大要件である。用水は井戸、池、川などから取るので持ち上げ担ぎが苦労で且つ不安全であった。今は水道水があり、使用便利で衛生的であるが、このようにするためには大変な時間と労力、費用を要する。従って我々は用水する場合その本源の重大さを忘れてはならない。 |
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