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谷中にある観音寺の築地塀を見に行った時に見かける。「平成7年度台東区まちかど景観コンクール」において「まちかど賞」に選ばれた建物です。蒲生家の建物を再生保存したもの。
家の前に掲げられていた「下町まちしるべ」を記載する。
<下町まちしるべ>旧谷中初音町二丁目
初音町という町名は、谷中初音町三丁目から四丁目にかけたところに鶯谷と呼ばれるところがあったことから、鶯の初音にちなんで付けられた。初音とは、その年に初めて鳴く鶯などの声のことである。
谷中初音町は、はじめ一丁目から三丁目として誕生した。明治2年(1869)のことである。四丁目ができたのは、それより少し遅い明治4年(1871)である。その後、谷中村、下駒込村、日暮里村の一部を合併して谷中初音町としての町域を確定したのは明治24年(1891)のことである。
谷中初音町二丁目は、元禄17年(1704)に町屋の開設が許されてできた天王寺中門前町が改称された町である。 |
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