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<札幌の花・木・鳥>
「スズラン」
札幌近郊の原野や火山灰地に見られるユリ科の多年草です。「純愛」という花ことばにふさわしく、6月頃に鈴形に白い小さな花を、房状に咲かせる。北海道の初夏を告げる清純なイメージで、人々に親しまれている。
強い香りがあり、清楚な外見に似ず、雑草のようなたくましさがあり、栽培用にも好まれている。
「ライラック」
モクセイ科の落葉かん木で、色は白と紫の二種が代表的です。明治中期に、アメリカ人が札幌へ持ち込んだのが最初という外来種ですが、今では北海道の風土になじみ、街なかに数多く見られる。ライラックは英名、フランス語ではリラ、和名はムラサキハシドイと多彩に呼ばれる。
甘味な芳香を放つ6月上旬がいちばんの見頃といわれているが、札幌ではそれに先立つ5月下旬に、にぎやかに「ライラック祭り」が開かれる。
「カッコウ」
ホトトギス科の渡り鳥で、「カッコー・カッコー」と鳴くことから、この名がついたといわれる。
春おそくから初夏にかけて南方から飛来し、札幌でも山麓や平野部でその姿を見ることができる。卵をホオジロ、モズ、ヨシキリなどに抱かせて孵化させる「託卵」の習性がある。羽は茶色を帯びた灰色で、胸に黄色のまだらがある。 |
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<ベンソンの水飲>Benson Fountain
この水飲は姉妹都市ポートランド(アメリカ合衆国)から昭和41年(1966)に寄贈されたものです。1900年になって間もない頃の独立記念日(7月4日)に喉を渇かし泣いている少女を見た同市のサイモン・ベンソン氏(1942年・92才で故人)はあわれに思い、1912年にこの型の水飲をつくり、市に寄贈したのが始まりです。現在、ポートランド市内には20ヶ所のベンソンの水飲があり、市民に愛用されている。 |
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