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<記念塔の由来>
大正4年(1915)5月15日久能山東照宮において徳川家康公の300年祭が行われるにあたり安倍郡東部5ヶ町村および庵原郡士族同胞会は清水市江尻踏切脇にこの「久能山東照宮案内里程標塔」を総工費金515円で建設した。
爾来、60有余年 戦火と風雪に堪えてきたが 今回市民より郷土の文化財として顕彰の熱望もたし難く 清水北ロータリークラブは久能山東照宮ならびに清水商工会議所の賛同を得て
この地に移転したものである。
清水北ロータリークラブ
<記念塔由来其の弐>>
大正4年(1915)創建のこの里程標は江尻踏切脇から久能山東照宮まで11粁であることを示す。此度の土地区画整理及び市街地再開発などで 一新なった江尻口駅前広場の歴史ゾーンの中心施設として3遷目の整備をする。時あたかも久能山東照宮は平成22年(2010)に国宝指定を受け
御鎮座400年祭を間近にひかえ この記念塔を郷土の文化財として賑いの地に顕彰できるは 創建先人の功に報いるものであり 市民の熱望を体現した静岡商工会議所をはじめ
清水駅西第1地区市街地再開発組合 清水北ロータリークラブをもねぎらいたい。
久能山東照宮 宮司落合偉洲謹書 |
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